前回 Visual Studio Code (これから VSCode と省略して書きますね)のインストールと Python の動作を確認したわけですが、python.jp にわかりやすいドキュメントが置いてあるのを見つけました。
Visual Studio Code でPython入門 【Windows編】: Visual Studio Code でPython入門 【Windows編】 – python.jp
今更ですけれど、最初からここを見れば良かったな。すごく丁寧にステップを追って書いてあるので、これなら迷わないと思います。実際に Python のプログラムの実行に入るのはこの辺から。
ターミナルで実行: Visual Studio Code でPython入門 【Windows編】 – python.jp
shift+Enter
(シフトキーを押しながらエンターキー)を押すと、選択した部分がターミナルで実行されますテキストを選択せずに
https://www.python.jp/python_vscode/windows/run/exec_in_terminal.htmlshift+Enter
を入力すると、カーソル行が実行されます
VSCode はしばらく使っていますが、こんな機能は存在すら知りませんでしたよ。コードの一部だけ適当に書いて動作確認するのに便利そう。たまにはこういう初歩的なマニュアルに目を通すのも、新しい発見があって良いですね。
さて、いよいよ本題です。pyglet 版の Hello, world を写経してみます。
import pyglet
window = pyglet.window.Window()
label = pyglet.text.Label('Hello, world',
font_name='Times New Roman',
font_size=36,
x=window.width//2, y=window.height//2,
anchor_x='center', anchor_y='center')
@window.event
def on_draw():
window.clear()
label.draw()
pyglet.app.run()
さらっと写すとこういう感じ。
- Window を作る
- 位置・サイズなどを指定して、text.Label を作る
- Window のイベントループを書く
- イベントループでは、window のクリアと label の描画を呼び出す
- on_draw() なので、こう書いておくと描画するタイミングで呼んでくれるのですね
最後に、pyglet.app.run() と書くのがアプリケーションのメインとなる部分ですね。実行してみると、本当に何も問題なく、あっさりと動きました。簡単!
せっかくフォントが出せたので、いろいろなフォントを順に書いてみることにしましょう。
適当に Windows のフォント名を列挙して、同じサイズで並べてみます。これも簡単ですね!
import pyglet
title = 'Hello, pyglet world!'
WINDOW_WIDTH = 640
WINDOW_HEIGHT = 480
window = pyglet.window.Window(WINDOW_WIDTH, WINDOW_HEIGHT, title)
font_names = [
'Arial',
'Calibli',
'Consolas',
'Courier New',
'Lucida Console',
'Segoe UI',
'Terminal',
'Times New Roman',
]
labels = []
font_size = 32
x = window.width // 2
y = window.height - 100
for font_name in font_names:
label = pyglet.text.Label('Hello, pyglet world!',
font_name=font_name,
font_size=font_size,
x=x, y=y,
anchor_x='center', anchor_y='center')
labels.append(label)
y -= font_size + 8
@window.event
def on_draw():
window.clear()
for label in labels:
label.draw()
pyglet.app.run()